本日は雨模様。
暑くなったり涼しくなったりで体も大変ですわ・・・
小雪さんはいい調子で朝から爆睡中です
涼しいと楽のようで・・・
飼い主は朝から仕事しております。
ガンバレーのポチ、心からお待ち申し上げております
ターコイズは、透明感が高くなればなるほど、グレードも高いとされております。一部、鉱山によっては透明感があまりないターコイズもありますので、まあ一般論としてです。
なので非常にグレードが高いターコイズは、半透明に近くなってきて、ガラスのような光沢になります。
ターコイズの硬度は宝石よりずっと低く、だいたい5~6くらいのモース硬度です。エメラルドが7~8、水晶が7くらいなので、かなり柔らかいわけですね。しかしターコイズは結晶体ではないので、個別の石だと大きな差があります。一番下のグレードは白い白墨のような石で、樹脂に浸して色を付けて使うわけですが、英語でもチョーク(白墨)というくらい柔らかいのですが、これなんてもともとの硬度は2~3くらいなわけです。ビーズに加工されたりするグレードです。
しかし、ターコイズもグレードが高くなってくると、透明感が出て硬くなり、艶々と光り始めます。パイユートとかはもともと硬い石=グレードがそもそも高いものが多い、ということになるわけですね。同じ鉱山のターコイズでも、カラット当たりの単価が10倍くらい違うのはこのためです。もっとも、結晶体ではないので、1個の石でもすべてが均一の色ではないですよね。なので、「この石とこの石はどちらがグレードが高い?」といってもそれほど意味が無いわけです。売り主が自分の感覚で「この石はグレードが高いから高く売ろう」と付けてるだけなのです。つまり感覚に過ぎません。
話を戻して・・・
ローンマウンテンというランダーブルーに次ぐ価格帯の鉱山があるわけですが、もちろんすでに閉山してます。ローンマウンテンもグレードが高くなると艶々と輝きはじめ透明感が出てきます。しかしこういう石はほとんどゲット不可能なのです。なにぶん市場に残っているのが少なすぎます。現在のローンマウンテン鉱山のオーナーは、ゼーン・ワデルという紳士ですが、息子さんと二人で残った石を少しずつ売っています。
「いいローンマウンテンが出たら知らせて」
と、カルセッタさんはじめ、いろいろな方面で力のあるバイヤーに頼んでいるわけですが、去年末に24.5カラットで合計4個の極上のローンマウンテンをゲットに成功し、ゲーリー・リーブスに渡してペンダントに加工してもらいました。このローンマウンテンの素晴らしさを活かすためにゴールドをたっぷり使ってね、ということで、ストック用にオーダーしたわけです。
実は4個のうち、2個はすでに掲載済みですが、本日は残りの2個をご紹介。カラット単価はグレードの低いランダーブルー並でした。これが現在入手可能な最高レベルのローンマウンテンと言えるでしょう。
カスタムオーダーだと高いのですが、ゲーリーにはまとめてストック用としてかなりの数をオーダーしているため、このグレードとしては非常にお安い価格でお出しできます。
まずはこちら
バックプレートとバチカンはシルバーですが、ほかは14金
なので付けていると一見、オールゴールドに見えます
1のほうが大きく見えますが、高さがないのでカラット数は同じくらいと思われます。5~6カラットというところでしょうか。
サイズ的には小さめで上品。バチカンをいれないで1は23×15ミリくらい。石は13×11ミリくらい
2は全体が22×14ミリくらいです。石は11×10ミリくらい
拡大写真をお見せします
特級グレードというのはこんな透明感と光沢があるということがおわかり頂けるはず。
まずは1
つやつやと
そして透明感があって
スパイダーウェブも綺麗
チェーンより、ラフに革紐と組み合わせた方が粋かもしれません
革とゴールドが合うんです
2のほうは高さがあって、ぽちっと可愛い感じ
こちらもかなりの透明感。ガラスみたいです
そして素晴らしい光沢。いかにも硬そうなのがおわかり頂けますでしょうか
ポッチリと可愛い感じ。ペンダントの高さが7ミリもあります
価格ですが、これ、カス
タムオーダーなら10万円は楽に超えると思います。ですが、ストック用にお任せでまとめて作ってもらったので、各72000円。自分でいうのはなんですが、かなり良心的に価格付