◆昨日の続きとカルセッタさん、渾身のウルトラ級のヘビーリングのご紹介

おはようございます。

昨日ブログに書いたブラックスパイダーウェブのナンバー8リングですが、何人ものお客様からメールとかお電話でお問い合わせ頂きました。「他のサイズは?」「他の石と比べたい」っていう内容でしたが、こんな滅多に入らないもの、しかも何個もないものを一気に掲載なんてしません。すみませんが、チビチビと長く引っ張らせて頂きます m(_ _)m もしかして「もっと良いのが出るかも」と思って待っている内に、他の人が買ってしまって次に出たのを見たら「しまったー」となるかもしれませんが、それも一期一会のターコイズの楽しさですから。

とはいいながら、女性サイズはあるのかというご質問ですが、一番小さいのが19号です。でもってこれは本日掲載の予定。石は米粒くらいなのですが、石自体は一番良いかも、です


本日掲載予定です。買い物かごで早い者勝ちでお願いします。ブログ見てメールで抜け駆けはできませんので、買い物かごページで詳細をよく見てくださいませ〜

で、今日はもうひとつビッグニュースが・・・

インディアンジュエリー好きなら雑誌などで見たことがあるアーチスト、いま現在最も有名な人と言えばリー・ヤジーではないかと思います。日本で言うと人間国宝みたいな方で、現在は高齢のため、年に1個か2個しか作ってないそうです。高齢のためと書きましたが正確ではなく、たぶん「あまりにも手がこんでいる作品なので」それくらいしか作れないんだと思います。若いときの作品には写真で見るとそうでもないものもありましたが・・・。当然価格的にはめちゃくちゃ高く(年に1個だとそれじゃないと生きていけないでしょうし)、この間アメリカで売りに出たのなんか、3万ドル以上ですよ。日本に来たら何百万になるんでしょうか。

でも、リー・ヤジーみたいのが欲しいという気持ちはみんなあるわけで、ついにあるお客様から「リー・ヤジーを意識したリングをカルセッタさんにお任せで作って欲しい」というオーダーが出ました・・
カルセッタさんも当然、リー・ヤジーは知ってます。ミュージアムにも見に行ったとか。なのでコピーは絶対に作れません。スタイルからインスパイアされて、自分のものに昇華されないといけないし、予算もあるわけですからかけられる時間も限定されます。1年かけて作っていいわけではないので・・・。しかし構想から試行錯誤をして、完成まで4ヶ月かかりました。実は最初の予算より時間がかなりかかり、次回同じものをと言われたら288000円になります(汗)。普通のヘビーリングの10個分ですね。これには特上のチベットターコイズの金額も含まれていますが、原価の多くは工賃です。それくらい時間と手間がかかります。納期は最低3ヶ月です。

では、リー・ヤジースタイルをカルセッタさんがどのように自分のスタイルでアレンジしたのか、このスーパーヘビー級のリングをご覧下さい。1.2オンスの銀をつかったそうで、33.6グラム。これだけのヘビーリングはいままでわたしも見たこと無いです。


左右が非対称なのです。向かって左にサイドにターコイズ2個。右にはゴールドのコンチョ



写真だと凄さの1/5くらいしか伝わらないのが残念です・・・