◆フィランダー・ベガイ 第1弾・・といってもたった2個・・

連休もあと数日となりました。天気がはっきりとしませんが、たぶん皆様、お出かけですね。
アクセス数も激減しております。
こんなさなかに出すのは気がひけますが、ここしばらくでもっともお問い合わせがありました、フィランダー・ベガイのリングが2個到着しましたので、これかせ掲載作業に入ります。

彼の作品はトゥーファー・キャストといいまして、トゥーファー・ストーンという石灰質の柔らかい石(石膏プレートみたいな感じの石)を削るところから始まります。
これに細かい模様を彫り込んで、そこに銀を流し込んで作るわけですが、一般的な銀の板とか棒を曲げて制作するのと比べ、柔らかい感じがします。しかし石自体が熱に弱いので、1回型を作ってもせいぜい2〜3回でダメになってしまうということです。つまりとんでもなく時間と手間がかかるわけですね。

先日も書きましたが、フィランダー・ベガイというアーチスト。チャールス・ロロマと並び称され、リー・ヤジーと組んで制作をしていたホピの故ブレストン・モノンギーの息子のジェシー・モノンギーの弟子です。本人はチャールス・ロロマを非常に尊敬してインスパイアを受けていて、トゥーファーキャスト(石灰岩を掘ってシルバーを流し込む技法)をメインに制作しています。ブレスレットとかは普通に10万円以上の価格でないと売れませんので、まずはリングから入れていくことにしました。

今回の便で入ってきたのはまずこちら


このリング、シンプルですが。。。


裏側にびっしりと細かな彫刻が!! これが彼の作品の特徴です。見えないところに手間暇をかける、まさに侘び寂びの心・・・

もう1点は

女性サイズのココペリのモチーフのリング。

こちらも裏側は

こんな感じで浮き彫りがびっしり・・・・

もうすぐ掲載です。すぐ売れてしまったらごめんなさい・・・m(_ _)m