◆ナチュラル!! キングマンのビーズネックレス

昨日のブログについて、たくさんのお問い合わせありがとうございます。

今朝のブログで切り出した石の写真が見られるかな、と思った方、すいません・・。ターコイズのカッティングって、そんなに簡単にできるもんではなく、相当に時間と手間がかかるらしいです。時間が空いたときにじっくりゆっくりやるそうですが、カッティングの様子を写真に納めてくれと頼んでますので、本邦初のシーンが見られるかも。乞うご期待です。

さてと・・今朝はまたまた凄いのをお見せします。
来週到着予定のキングマンのナゲットビーズネックレスと、ナゲットビーズネックレスなんですが・・・
どこが凄いって言うと・・・

なんと、ナチュラル・キングマン なのです!!

2004年に採掘が再開されたキングマン鉱山ですが、大半はそれほどグレードが高くなく、95%は樹脂を染みこませてスタビライズドされます。スタビライズドの時には着色する場合もあるわけですが、強度を上げる目的もあります。つまりスカスカ系の石の隙間に樹脂を充填して強度を上げるわけですね。

ビーズネックレスの場合、大半の石はスタビライズドされています。ビーズに使う石はそれほどグレードが高くないのでスタビライズドされた石なわけですが、グレードの低い石は強度も低いわけで、穴を開けて石をつなぐのに割れてしまったりすることを防ぐ意味合いもあります。

かなり前、オーダーでハンドカットでヘイシビーズをナチュラルのキングマンから削りだしてもらって製作したことがありますが、そもそも高いグレードの石を使わなくてはいけないのと、途中のロスがかなり大きく、見積もりが1本数十万円になってしまいました。
まずは探してきた70年代の素晴らしく硬く、グレードの高いナチュラル・キングマンの塊


ここからハンドカットでアーチストにヘイシビーズを削りだしてもらい・・・ペアで2本作るはずが途中で石が尽きてしまい・・・カットするだけでも1ヶ月くらいかかったようです。

次にナチュラル・モレンチハイグレードの塊を探してもらい

できたのがこちら。コレも確か40万円くらいはしたはず。

しかしナチュラルターコイズでヘイシビーズを作ると、石と石がぶつかる端が欠けやすく、普段使いには向きません。縁が欠けても色合いが次第に濃くなってきて素晴らしい色になるので、気にせず一生物として所有される方向けです。しかし、その後も、あまりにも手間がかかるので、アーチストのほうも大変だと聞きました。

———- ここから今日の本題にやっと入ります —————-

で、ハンドカットでナチュラルターコイズからヘイシビーズを削り出すと、とんでもなく手間とお金がかかることはおわかりいただけたと思いますが、来週入荷するのは、「ナゲット(小石状)」のナチュラル・キングマン・ターコイズのビーズなんです。
もともとナゲット状で掘り出されたものですので、カットはしておらず、強度的にもそれほど弱くないのでビーズにできたわけです。が、お値段はやはり高めです。だって大きな1個のナゲットでリングが作れますからね。ナチュラルキングマンのビーズはほとんど出ません。Koyukiでも初めてくらいですので。

入ってくる4点をご紹介。縦長ですがご勘弁ください。スクロールが大変・・・

長さ50センチ 39000円


長さ42.5センチ 29000円 ご予約済


長さ44センチ 33500円


そしてこちらはブレスレット 24500円 ご予約済

すべてご予約可能です。到着は来週ですこちらからどうぞ

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