本日、これからセリロスターコイズを3点掲載いたします。
でもって、1年半位前のブログに書いた、セリロスについてのおさらいより~
あの有名なブランド「ティファニー」も実はターコイズ鉱山を所有していたことがあります。
ニューヨークにあるティファニーとその関連会社は、いまから100年以上も前のセリロス鉱山から、1892年から1899年の間に200万ドルに相当するターコイズを掘り出しました。現在でもセリロス・ターコイズのことを、ティファニー・ターコイズと呼ぶ場合があります。
当時の坑道と典型的なセリロス・ターコイズ
坑道にはTiffanyの名前が・・!
当時のティファニーは、ターコイズのジュエリーをカタログに掲載していたのです。わたしの持っているターコイズの本には、当時のティファニーのジュエリーの写真が何点か出てます。
現在ではセリロスの丘はこんな感じで、ターコイズ博物館とか、当時のバーなどがそのまま残されているそうです。
さて、そのセリロスターコイズですが、珍しく他に類のない天然のニューメキシカンターコイズであるというだけでなく、古代の南西部のネイティブアメリカンとアメリカの最近の炭鉱会社とふたつがからまりあった歴史をもっています。セリロス・ターコイズはふつうとは少し違った状況で形成され、採掘されました。唯一火山のふもとでつくられるターコイズなのです。火山の石に含まれるミネラルによって、いろいろな種類の色がつくりだされました。実際、黄褐色からカーキグリーン、鮮やかな濃い青から明るくて薄い色まで、75種類もの色が認識されています。セリロスはとても硬い石で、磨き上げると光り輝きます。
特徴のある石を産出することに加えて、セリロス鉱山は北アメリカでもっとも古い鉱山になります。サンタフェから10マイルのところにあり、ここでは巨大なターコイズの堆積物が部分的に表面に現れていて、大陸では最大の有史以前の鉱山活動のあった場所になります。のちにサンタフェの南のサント・ドミンゴ・プエブロに移動したサン・マルコス・プエブロからの抗夫たちが、もっとも大変な部分の仕事をうけおいました。石の斧、大槌、枝角のつるはし、のみといった道具だけを使い、彼らは100,000トンの硬い石を取り除き、 200フィートの深さの炭鉱をつくったのです。そして、更にターコイズの鉱脈に届くように垂直の細長い穴を地下にほりました。抗夫たちは、背中に道具と皮でできた石をいれるいれものを背負って、刻み目をつけた丸太をはしご代わりに使い鉱脈に続く穴をのぼりおりしました。この重労働によって得られたターコイズは、メキシコから中西部、そして東海岸から西海岸まではばひろく取引されました。ニューメキシコでは、チャコキャニオンにあるプエブロ・ボニートの有史以前の遺跡から、個人用、売買用と多くのセリロス・ターコイズかけらが発掘されました。プエブロの人々は、1870年代に銀採掘ブームが起こるまでセリロス鉱山からターコイズを掘り出し続けました。
いまでは、このセリロスターコイズは、もちろん掘られてはいません。
価格的にはまずまず高価なほうですが、スパイダーウェブが入るわけではないので、それほど高いというわけではなく、数的には少ないですけど、たまにでます。
前置きが長すぎましたけど、本日これから掲載の3点
右の2点は特価ですよ~
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