予告通り、本日アメリカより到着しました!!
で、いきなり行きます
上、キングマン・ターコイズ
下、ゴールデンキャニオン・ターコイズ
特筆すべきは、スターリングシルバーではなくて、コインシルバーってことです。
こんな風にでかくCOINと打たれてます。
スターリングシルバーは92.5%の純度。これにたいしてコインシルバーは90.0%。なんで純度の低いコインシルバーのほうが格上なのかと申しますと・・・
インディアンジュエリーの場合、コインシルバーというのは単に純度90.00%のシルバー使ってますということではなくて、本物の古いコインを溶かして使ってるのです。ハーフダラーといわれる銀貨で、だいたい一枚が14.5グラム。正確には90.00じゃなくて91%とかです。銀が90%で銅が10%くらい。
アーチストによってはその中でもレアなコインのコインシルバーしか使わないという人もいます。鋳つぶすのはあまり程度の良くないものですが、この写真の一番レアなヤツで現地でだいたい一枚が10〜20ドルくらいだそうです。バックル一個作るのにかなりの銀貨が必要ですので、価格はスターリングシルバーよりずっと高くなるわけですね。
もともとインディアンジュエリーは、1900年以前はコインを鋳つぶして作ってました。1920年代のフレッドハーベイの時代になってインディアンジュエリーがメジャーになり、大量生産されるようになるとスターリングシルバー(.925)になりました。当時はスターリングシルバーのほうが純度が高かったので、自慢気にSterlingと打たれてましたが、いまでは逆転してるわけです。
それではいまから掲載します。