物凄く昔に書いたブログです
逆卍は、そもそもナバホのトレードマークでした。当時の道路標識にも使われている、有名な写真です
繁栄や幸運を意味する紋章で、日本のお寺のマークも卍と逆卍両方ともあります。もともとはインドのサンスクリット語が発祥でして、ヒンドゥ教や仏教で使われてしました。なんとシュリーマンがトロイの遺跡の中で卍を発見し、卍を古代のインド・ヨーロッパ語族に共通の宗教的シンボルと見なしたのは有名。卍がヨーロッパに伝わり、十字架に発展したという説もあります。
初期のフレッドハーベイスタイルには、この逆卍を刻印したり、モチーフにしたりしたものがあります。
しか~し
1930年代に、あのヒトラーのナチスが党章に採用したハーケンクロイツで価値観が変わってしまいました。ハーケンクロイツ=逆卍は、シュリーマンがインド・ヨーロッパ語族と卍の関連を示したことで、アーリア人の象徴として選ばれたのです。
当時のアメリカにとってナチスは憎むべき敵・・・で、こんなハーケンクロイツのリングやブレスなんてできるわけはありませんから、使われることはなくなってしまったわけです。
しかし・・・現在でも当時の逆卍のモチーフのものは残っていまして、もうそれだけでとんでもない価格が付くようになっています。熱狂的なコレクターアイテムになっています。もう、このマークがついてるだけで、価格は3倍、4倍は当たり前。
最近、Gary Reevesがこのモチーフをよく使っています。本日の掲載も逆卍のタイロンターコイズ
これ逆卍じゃなくて正卍ですね。。。いやどっちが正なのかよくわからなくなりました。
さきほど掲載してあります