カルセッタさんの、1950年代のナチュラル・ナンバー8・ターコイズを放出します。
ナンバー8といっても、ナチュラルではない、スタビライズドは、色があまり良くない強度の低い石を樹脂加工したもので、カラット単価でいうとナチュラルの数十分の1です。樹脂加工されるため、ナンバー8のナチュラルの持ち味である薄めの綺麗なブルーは、黄緑かかった濃い色に染まります。ナンバー8ほどナチュラルとスタビライズドが一目でわかる石はないと思います。当店のナンバー8コーナーでも、スタビライズドのはかなり安い価格で販売しています。大きな石が欲しい方にはいいでしょう。スタビライズドはビーズにも加工されます。
今回の石は、もちろんナチュラル。かなり古い、スラングでは「スタッシュ」と言われるたぐいの石です。スタッシュとは「隠してあったもの」という意味。カルセッタさんはこの石を、知人から買ったのですが、その知人は無くなった叔母の家から袋に入っていたこれらを相続したのだそうです。叔母の夫は1950年代にターコイズ鉱山の仕事をしており、この関係で手に入れたと思われます。
ナンバー8鉱山は1961年に閉山しました。1958年、そしてなんと1976年という説もあるので、一旦閉山されたあとも細々と掘られていた可能性はあります。が、今回の石は1950年代というのが確実なので、かなり古い石です。60年前に採掘されたわけですね。マルーンブラウンというハニーより濃いめのスパイダーウェブが特徴ですが、地の色は明るいブルーです。
ただ、石の大きさは小さい物が大半。すべて2カラット以下、6~7ミリのものがメインです。
リングにするとか、
イヤリング、
コンチョタイプのペンダントの中心に据えるとか、
複数使用して散りばめた形のブレスレットやペンダントにするなど、いろいろん楽しみ方ができます。
まずは全体写真。色味はこの全体写真が一番正確だそうです。
一緒に写っているのは25セント玉で、直径24ミリ。500円玉が直径26.5ミリなので、気持ち小さいくらい。100円玉は22.6ミリですので、それよりは大きいです。
各石をズラリと・・・
各石の詳細と、シンプルリングに加工した時の価格を書きます。
Number 8 Very High Grade
Size(mm) Carats SR-2
A 6 x 5 0.59 13500 SOLD
B 8 x 6 1.11 16000 SOLD
C 7 x 5 0.70 14800 SOLD
D 7 x 6 0.81 15000 SOLD
E 6 x 5 0.50 13000 SOLD
F 8 x 5 1.21 18000
G 6 x 5 0.86 17000 SOLD
H 7 x 5 0.96 16000 SOLD
I 6 x 6 0.94 15000 SOLD
J 7 x 5 0.67 14500 SOLD
K 7 x 6 1.16 19000 SOLD
L 7 x 6 0.95 18000 SOLD
M 7 x 5 0.81 17000 SOLD
T 5 x 4 0.27 12500
U 5 x 5 0.41 12500 SOLD
V 5 x 5 0.47 13500 SOLD
W 6 x 4 0.50 13500 SOLD
X 6 x 5 0.68 15000 SOLD
Y 6 x 5 0.84 16000 SOLD
Z 6 x 5 0.52 14500 SOLD
すでに仕上がったもののサンプル写真です。オーダーいただきました皆様、ありがとうございます。
※ご希望の石とデザイン。お名前、ご連絡先をお知らせください。Koyukiでの御注文が初めての方は、御注文時にお見積もりの半額を着手金としてお預かりさせていただいてからのオーダーになります。
携帯アドレスはできれば避けていただければ幸いです。デザイン例などが送れませんし、多くのかたはパソコンからのメールを拒否されていて、連絡が取れないケースが多いです。どうしても携帯しかないという場合、Yahoo!やgmailのフリーアドレスをおとりになり、携帯から見ていただければ幸いです。それなら写真もお送りできます。